GTらしい使い方
先日、伊達市に車庫証明を提出する用事があり、全行程270km程のロング―ツーリングにA110GTを連れ出しました。
一般道を約115km、ワインディングを約52km、高速道路を約90km、市街地を約13kmという工程です。
最初の一般道は国道230号を洞爺方面へ向けて流れに乗ってノンビリ走ってみました。そんな走り方も全く苦にならないのがA110GTの美点の一つでもあります。ここで驚いたのが燃費の良さ。確かに暑くも寒くもありませんでしたのでエアコンOFFとして少し燃費を意識していた感はあるものの伊達市内に到着した段階で驚異の5.2L/100km。つまりリッター19.2kmも走っている計算になります。スポーツカーなのにこれはすごい!正直ちょっと驚きました。
伊達警察署に車庫証明を提出した後は壮瞥町から有珠山と昭和新山を左手に眺めながら、わざわざ遠回りをしてのオロフレ峠。やはりワインディングはA110の大得意とするステージ。まさに水を得た魚です。オールアルミによる1110kgの車重と高剛性ボディがもたらすヒラリヒラリとコーナーを駆け抜ける感覚はまさに絶品、本当に気持ちがいいんです。A110よりハイパワーな車はたくさんありますがワインディングでのA110の楽しさは群を抜いていると言っていいと思います。
そしてオロフレ峠を満喫した後は登別東インターより道央道をクルージングです。クルーズコントロールを100km/hにセットし一路札幌を目指します。走行車線を法定速度で走行していても大型トラックなどに進路を阻まれると当然追い越し車線へ車線変更する訳ですが、その際に気付いた事が1つありました。それは「追い越し車線に出ると前を走っている車が高い確率で車線を譲ってくれる」でした。マナーの悪い運転をしている事は勿論無いですし、別に急いでいる訳でも無いので譲ってくれなくてもいいのに…と思ってしまうのですが、恐らくバックミラーに写るA110のアイデンティティである丸目4灯のデイライトは「何だかただ者じゃない感じのクルマ」と思われるオーラがあるのでしょうね。
今回の270km程のグランドツーリングはまさにA110GTに打ってつけのコースでした。北海道には気持ちのいいワインディングロードや景色が最高のドライブコースがたくさんありますよね。その場所の美味しい食べ物情報なども含めて皆様のお勧めコースがございましたら是非教えてください!